2008.05.30 Friday

◇ タイムシフト・プレイスシフト

 私の場合、既に収納場所がなくなって机の上に山積み状態になっているCDの音源をエンコードして、好きなものをiPodに入れて聴いています。

 CDやCDプレーヤはかさばるので持ち歩きたくないんですね。MDとMDプレーヤを止めたのも同じ理由だったりします。

 複製されることによって、ソフト入りメディアの購入の機会が減少し、損失を被った権利者に補填するという意味で私的録音録画保証金を取るというのであれば、購入したCDの音源を自分で聴くためだけにメディアにデータを複製した人には、保証金は返還されるべきなのです。だって、別に損失を与えているわけではないのですから。

 現状、iPodには私的録音録画保証金はかかっていませんが、現状では非常に正しい判断なのです。(世界を見回しても日本だけしかない、悪名高いCDのレンタルにも一応、保証金が課金されています。分配は定かではありませんが..)

 それなのに、とりあえず垂れ流しのテレビを見ずに録画するために買うHDDレコーダとか、音源を転送して聴くiPodに課金して、それが権利侵害の損失補填になっているとでも言うのでしょうか。どの権利を侵害しているのか、教えて欲しいものです。

 総務省の天下り団体になっているB-CASとか、文部科学省の天下り先になっているJASRACごときの言うことなんて聞いてはいけません。何が合理的に正しいか、プレスリリース垂れ流しのメディアの文章を鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考えれば自ずと答えは出てくると思いますが..。

Posted by キャニオン at 19:40 | comments (0) | trackbacks (0) | 雑談
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