<< David Sanborn with Blue Note Tokyo All-Star Jazz Orchestra : main : 2017年に見たライブ >>

2017.12.16 Saturday

◇ DOLL$BOXX high $pec 東京公演

photo_20171210 先日、DOLL$BOXX high $pec 東京公演を見に、EX THEATER ROPPONGIに行ってきました。

 DOLL$BOXX(ドールズボックス)は、Gacharic Spinの演奏陣(FチョッパーKOGA(b)、はな(ds)、TOMO-ZO(g)、オレオレオナ(key))にヴォーカルのFukiを加えた、ロックバンド。メンバーは全員女性ですが、あえてガールズロックとは言いますまい。高速ツインペダルのドラムに、スラップも多く入るベース、エレキギターはタッピングの速弾きと、その辺のガールズロックバンドとは演奏技術の格が全然違うし、ステージ上であれだけ動き回るのにベースもギターも演奏がド派手だから見ていて飽きない。と、まぁ、そんなバンド。 

 今年、2回ほど行ったGacharic Spinの現場で既に爆音だというのは知っていたので、今回はライブ用耳栓持参。EX THEATER ROPPONGIにはいったことがあったのですが、何気にあの会場をスタンディングで使用している現場に入ったのは初めてで、会場が広いので、すし詰めということはないのはまぁ、救われたかなと。実は約1,000人を上回る人数が入っている会場のスタンディングでロックを聴くのは初めてで、どんなもんだろうと思ったけど、意外と演奏者の手元もそれなりに見えたし、わりと楽しめました。

 ちなみに、爆音・ハードロックだけど、Gacharic Spinと同じで女性・子供優先観覧エリアがあるのと、ダイブ、モッシュ禁止なので、音がでかい以外はわりと見ている分には平穏です。

 内容はというと、定時20分前からステージに垂らされた幕にhigh $pecのPVをフルバージョンで投影。最後のDragonetが終わると同時に1曲目のLoud Twin Starsのイントロが!しゃべるとボロが出るからか、MCはほとんどなく、ほとんど曲だけ。それでも、5年ぶり(本当はこのツアーの前に、2月にWWフェイスで再結成していたので実はツアーで5年ぶりというわけではないのだけど)にDOLL$BOXXとしてライヴツアーをしたわりには盛り上がったのかな。

 Gacharic Spinがどちらかというとエンタメバンドなのに対して、DOLL$BOXXは硬派のバンドなので、昔(結成当初)のGacharic Spinが好きだった層もついてきている感じもするし、自分のように今年から見始めたような新しい人も参加しているだろうし、参加者自体はそれぞれ見方は違うのだろうけど、こういう硬派な音のバンドを見に来ている人がそれなりに多い気もする。

 Gacharic Spinと違ってベースソロがなかったのが残念だけど、DOLL$BOXXではKOGAさんはリーダーではない(笑)し、ベースソロやっちゃうと目立っちゃうし、それでも良いのかな。

 今回のライヴからベースが5弦になったので、新曲中心にベースにパンチがあって見ていてかっこうよかったです。

 やった曲は以下のとおりでした。

 また、見に行きたいなぁ。

【セットリスト】
1 Loud Twin Stars 
2 Dragonet
3 ヌーディリズム (org:Gacharic Spin / DOLL$BOXXバージョン)
4 monopoly
5 HERO
ーPiano SEー
6 fragrance
7 Doll's Box
8 おもちゃの兵隊
9 ロールプレイング・ライフ
ーDr Soloー
10 BELIEVE IN LOVE (org:LINDBERG)
11 L.I.B (org:Gacharic Spin / DOLL$BOXXバージョン)
12 Sub-liminal
13 Merrily High Go Round
ーGt Soloー
14 Shout Down
15 Take My Chance
16 KARAKURI TOWN
en1 ブラックサバイバル (org:Gacharic Spin / DOLL$BOXXバージョン)
en2 世界はきっと愛を知ってるんだ
Posted by キャニオン at 21:53 | comments (0) | trackbacks (0) | 音楽 > Live!

Trackbacks

このエントリーのトラックバックURL:

Comments

Comment Form