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2008.12.28 Sunday

◇ 2008年 私的ベストライヴ

 今年前半は忙しくて、あまりJazz/Fusion系のライヴを見られなかったので、本数は少ないです。その分、夏に何とか増やせたものの、終わりの方ではこれといった公演もなく息切れ。

 そんな見に行った21公演のライヴから、パフォーマンスやサウンドに優れていたと感じたライヴを挙げ、簡単な感想を記したいと思います。

中山うり “Le Tour de Que Sera”東京キネマ倶楽部
 今月行ってきた、中山うりさんのアルバムレコ発ツアーの東京公演です。管やヴァイオリンが入るサウンドが実に素晴らしく、非日常の雰囲気を味わえたということで選定。中山うり×ブラスバンドの企画,マーチングバンドGENESISとの共演も見ていて楽しかったです。

竹仲絵里 “愛と土と太陽と*” 赤坂BLITZ
 竹仲絵里さんのワンマンライヴには3回参加しましたが、おそらくこの公演が一番良かったのではないかと。このような圧倒的な歌を魅せてくれる人はそういません。バンドはベースがもう少し頑張ってくれれば言うこと無いんですが..。思ったんですけど、竹仲さんの歌って意外と変拍子や転調が多いですよね。

JiLL-Decoy association “BRAND-NEW LIVE 2008” duo music exchange
 towada(ds)、kubota(g)、chihiRo(vo)のバンドなんですが、Jazz/Fusion系というのか、Rockというのか、POPSというのか、ジャンルに縛るのが難しいバンドです。(笑) 選曲にもそのジャンルなんて関係ない!と叫ぶ彼等の音楽性が見て取れます。惜しむらくはこの東京公演がファイナルではなかったこと。これがファイナルだったら最優秀の称号が与えられたのかもしれません。

土岐麻子 “TALKIN' extra” duo music exchage
 名前が示すように、TALKIN'レコ発ライヴLIVE TALKIN'の追加公演です。しかし、“LIVE TALKIN'”のときのキーボード、渡辺シュンスケ氏の都合がつかなかったため、急遽sembelloの二方(沖 祐市(key)、田中邦和(t.sax))が参加してバンドをなす事に。これが、奇跡を呼びました。スカパラのキーボーディスト沖さんの圧巻のパフォーマンスとハモンドオルガンのサウンド、田中邦和さんのサックスが実にいい味を出していて、素晴らしいライヴでしたね。

 というわけで、今年はガイジンさんのライヴもJazz/Fusion系のインストライヴも入らず。別にステータスにそれほど魅力を感じるわけでもないので。来年もサウンド重視で様々なライヴを見に行きたいと思います。
Posted by キャニオン at 10:40 | comments (0) | trackbacks (3) | 音楽 > My best selection

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