2009.08.06 Thursday

◇ CULVの位置づけ

 低価格ノートソリューションとして、Atom N系とCULVの両方をIntelが提供しているわけですが、バッテリー寿命を考えると圧倒的にCULVでしょうね。

 ただ、台湾勢はそれほど低消費電力化に関してノウハウがあるわけでは無さそうなので、Netbookとそれほど変わらない重量に、Netbookの1.5倍程度のバッテリー寿命しか引き出せていない。一応、本体はスタイリッシュだけどASUS以外はACアダプタのケーブルの取り回しなどに難がある。

 一方、国内勢はULVプラットホームの製品群を持ってきたわけで、バッテリー寿命に関しては通常のハイエンドULVノートと遜色ない水準に出来るのでしょう。問題は価格設定なわけで..。

 Let's Noteが展開しているように、取りあえずエントリーとして販売してみるのも手だと思うのだけど、そこまで堅牢性が出せそうなのはLet's Noteしか無さそうだし。今あるシリーズのエントリーモデルとしてどこまで食い込めるか、どこまで粗利が稼げるか、でしょうね。

Posted by キャニオン at 04:55 | comments (0) | trackbacks (0) | デジタル機器など > パソコン
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