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2006.08.24 Thursday

◇ タワーレコード

 アメリカのタワーレコードがChapter 11を申請して、2004年以来、再び事実上の倒産だそうです。(日本のタワレコは2002年のMBOで米MTS社より独立しているんで、当然影響はありません。看板は同じですが..)

 で、思ったのは、日本のタワーレコードの店舗はすごい!まず、あんなにインディーズコーナーが栄えている店は他にないかと。常に人がいるし、何より場所が広くとってありますしね。それに、タワレコで試聴機の前に店員さんがおすすめトラックとその理由を書いてくれているところがすごく気に入りました。

 それで疑問に思ったんですけど、メジャーではない音楽であっても、どうやって見つけてくるのかなって。我々一般リスナーであれば、テレビで流れている曲を買うという程度のことしかしないじゃないですか。(BEINGファンであれば好きな作家つながりとか、レーベルが流す情報を見て、ということでも買いますけど..)

 実はインディーズとは言っても、後ろに既にメジャーのプロモーターが付いているとか、超巨大事務所がバックに付いているということも稀にあるんですけど、そうではない音楽って探すのがすごく大変だと思うんですよ。

 まぁ、それを結びつけてくれるレコード店だから、国内で大型店舗を次々と出せるんでしょうけどね。強いて言えば、あまりドコモユーザーばかり厚遇しないで欲しいんですけど、それは資本の関係上仕方ないか。(NTTドコモが出資することで、NTTドコモがどれだけ儲かるのか全く判らないけど..)

 余談ですが、アメリカには再販制度がないので、CDショップはあまり儲かりません。定価がなければただの安値販売となります。それが、出る数が減少してくると儲けが一気に吹っ飛ぶ要因です。日本では再販制度で手厚く保護され、店舗の利益率が高いCDという商品を扱うことで、枚数が少しくらい減っても、店がつぶることなんて普通はあり得ません。(大学生協では、問屋を通しても15%OFFでCDを扱って人件費が何とかなるんですから、普通の小売店の利益率は相当高いはずです。1/3くらいは小売りの利益では?)店が苦しいとか、チェーンが赤字というのは売り手に工夫がない証拠とも言えますね。
Posted by キャニオン at 05:09 | comments (0) | trackbacks (0) | その他

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