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2016.08.07 Sunday

◇ DS916+導入

本体価格が高いことも手伝って、長い間まともなNASを買っていなかったのですが、最近やたらBuffaloのLinkStationのファイルシステムが起動しなくなってきました。

LinkStation LS-WHGLは中のファイルシステムがXFS(しかも、どのバージョンかイマイチわからない)で管理されているため、LinuxのWSにつないでも読めず、諦めて復旧ソフトを使って読み出していたのですが、このあいだ2回目のFS破損。

LinkStationは転送が最大でも40 MB/sと遅い(しかも、Jumbo Frame使ってRobocopyで転送してもこの2割も出てない..)ので、今回はRAID10、転送もGbEの理論値くらい出るものを、ということで、QNAPかSynologyか、Quad Core内蔵のモデルに2TBのHDDを4台入れて作ることに。

結論を言いますと、買って良かった、これに尽きます。

1ヶ月はバグ取りかなと思ってLinkStationのファイルを全部とりだして転送くらいしかしていなかったのですが、いったんデスクトップPCでXFSのファイルを取り出して、DS916+に共有ディレクトリ作成、デスクトップPCからrobocopyで転送なんですが、この速度がネットワークがボトルネックになるという驚異的スピード。

ファイル触っていないと自動的にスリープしてくれるし、たたき起こせば起きてくれる。
(あくまでディスクスリープなので、ネットワークコンピュータ一覧にはちゃんと表示されている)

当たり前の機能なんだけど、BuffaloのはNAS Navigatorを常駐させないと起動しなかったから、これはありがたい。

NASって画面の無いファイルサーバだから、それなりに金をかけないとまともなものにはならないというちょっとした勉強になりました。

ところで、今回使ったのはBtrFS。発展途上のファイルシステムだけど、どうなんだろう?
Ext4でも良かったのだけど、BtrFSが推奨ファイルシステムと挙げられてたので使ってみただけです。
吉と出るか凶と出るか。
Posted by キャニオン at 16:37 | comments (0) | trackbacks (0) | デジタル機器など > ネットワーク関連 > NAS

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