キャニオンのブログ 〜音楽とでじたるな日々〜

　さて、ライブなんですが、チケットにはしっかりとスタンディングとの記載があるのに、イスが用意されていました。最初にエレクトロニックなオケに山木さんのドラムソロが2曲、続いてピアノトリオで数曲やったと思います。ピアノトリオは「曲名が思い出せないんだけど、この曲聞いたなぁ」という曲（1曲はquand biron voulut danserかな？）と、曲名がパッと出てくるようなスタンダード（my foolish heartとかso niceとか）だけの構成。スタンダードって、ある程度は編曲が確立していて、ドラムソロとかベースソロ、ピアノソロのパートがある編曲が多いので、こういった選曲になったのかもしれません。“my foolish heart”はビル・エヴァンスをはじめ、数々の名演があるスタンダード中のスタンダードですが、ドラムは地味で、ブラシテクニックが中心のものです。ブラシテクニックやドラムの感触は個人的には鶴谷さんの方が良かったなぁ。

　でも、“so nice”では井上陽介さんのボウイングによるベースソロも聴けたし、内容的には満足でした。時間はちょっと短く、ドラムの音が大きめだったかな？というのが少々残念です。（一応、ドラマーがメインアクトのドラムのセッションですから..）

　それにしても、小島良喜さんのピアノはキャラが前面に出てきますね。最初は押さえているかな？といった感じなんですけど、次第に小島さんのセッションのような雰囲気に。(笑) 小島さんのピアノは何気に久しぶりなので、聴けたのは嬉しかったですね。次のコジカナツル単独はいつかな..。

　そうそう、SONORというメーカーのドラムスと知って見るのは今日が初めてだったんですよ。あるのを知ったというレベルで、SONORアーティストで他に知っている人はいませんでした..。アンケート書くのにも困る..。