<< [かとうあすか] インストアライブ@アップルストア渋谷 : main : [竹仲絵里] 新曲リリース決定! >>

2007.02.10 Saturday

◇ まず聞いてもらおうよ

 今、配信のDRMを無くすかどうかでEMIとAppleの周辺がやや騒がしくなっていますが、最近いろいろなイベントを見たりライブに出かけたりして思うのは、まず聞いてもらおうよ、ということです。

 昨日のインストアライブにしても、他のイベントライブにしても、この人達世間的に有名な人たちより「ずっと良いことが多い」のです。では、なぜ知られていないかというと、大抵は聞いてもらっていないことが最大の要因だと思います。聞いてもらえれば、かとうあすかさんの配信のように、iTunes Storeのジャズ部門で配信の上位に入り続けることも当然のことながらあるわけです。

 つまり、良い音楽であると認知されれば売れる広告宣伝費を積み増しても、売れないものは売れないのです。これが現状なのではないかと。

 一番の支配力があるとされているAppleのDRMFairPlayがとやかく言われていますが、実は一番緩いDRMなのは周知の通りです。FairPlayの楽曲は、手間さえ惜しまなければ、CD-DAに落として、落としたCD-DAからのリッピング・エンコードが可能です。mo-raではそんなことも出来ない。それでも、権利を振りかざしてDRMで縛っている限り、買っている人にとっては不満以外の何ものでもないのです。

 ちゃんと買っている人にも不満を抱かせることなく、取りあえず聞いてもらえる機会を設けるためにはDRMは無いに越したことはありませんDRMがあったって外す人は外すんです。ならば技術力による不平等はなくした方が良いのは言うまでもありません。認知されないと収入はありませんが、認知されれば買う人は出てくる、そんなマーケティングの基本をもう少し考えた方が良いと思う、今日この頃です。

 ちなみに、私のライブラリ、この記事を書いている時点で3,121曲、うちFairPlayの楽曲が225曲ありました。CDで買える曲も入っているので何とも言えませんが、割合としては7.2%なので、総平均の3%(ジョブス氏談)よりはずっと多いです。けれども、今のところiTunes以上にライブラリ管理が楽なソフトもないのでiPod+iTunesから離れるつもりもない、ということを最後に挙げておきます。
Posted by キャニオン at 08:55 | comments (4) | trackbacks (0) | 音楽

Trackbacks

このエントリーのトラックバックURL:

Comments

LINK先の記事の
>YouTubeとライセンス契約を結んでいない唯一の大手レーベル
というのに驚きました。
YouTubeって大手レーベルとライセンス契約結んでるんですね。

音楽配信の役割が多くなるので、DRMを外すと特にマイナーなアーティストは聴いてもらえる機会が増えるので良いと思います。

ソニーのサイトでダウンロードした楽曲がipodで聴けるようになる日は来るのでしょうか(笑)
by : Mas.K ... 2007/02/10 09:54 AM
>Mas.Kさん
> YouTubeとライセンス契約を結んでいない
Wall Street Journalが元記事なので、海外の大手レーベルでということですね。日本の頭の硬いレーベルはやっていませんが、コロムビアMEは積極的に活用する方針らしいです。
> mo-ra
CDに焼けないDRMにしてWarnerなどからもはき出させているので、レーベルサイドが窮地に追い込まれないとやらないと思います。(;^_^A 今のレーベルゲートが負けを認めるとは思えませんけど..。
by : キャニオン ... 2007/02/10 10:22 AM
そもそもDMR付きのデータをお金をかけてダウンロードするのなら、CD買って取り込んだ方が使い勝手が良いような気がして、実際そうしています。
だから一部レーベルのCCCD(レーベルゲートCD含む)戦術が崩壊したわけで。

宣伝目的なら、angelaがビットレートを大幅に落とした楽曲をHPからフリーで配布していました。もちろんDRMなしです。「買えばもっと高音質で楽しめますよ」とも。
宣伝戦術としては一つの名案だと思います。YouTubeと組めばもっと効果が期待できるでしょうね。
by : H.Sasamoto ... 2007/02/10 10:00 PM
>H.Sasamotoさん
> CD買って取り込んだ方が使い勝手が良い
確かにそうです。実は、DRM付きのデータじゃないと売っていない、CDでは入手不可能な楽曲がiTunes Storeで買っているもの約半数です。
FairPlayはCDに落とせるので、DRMなんて有って無いようなものですし、何よりソフトが使いやすいのであまり気にしてません。CCCDやATRACの配信は、そもそも規格じゃないのと、ソフトの出来が悪いので問題外かと。同じことは地デジにも言えますね。
> ビットレートを大幅に落とした楽曲をHPからフリーで配布
そう、良ければCDを買うのです。いくらDRMを書けようが外す人は外すし、CDを買わない人は絶対に買わないものです。そんな人だけを見ていると、買おうかなと思っている比較的多数の真の消費者を見失うことに気づくべきですね。
by : キャニオン ... 2007/02/10 10:20 PM

Comment Form