中山うり@東京キネマ倶楽部 レポ

2008.12.06 Saturday 20:23
キャニオン


 しばらくすると大音量でセンスの悪いBGMが。赤坂BLITZでは本番PAより大音量だったので、ノイズキャンセルヘッドホンで耳栓代わりにしていて、本番開始の気配があったら外すつもりでいたら、スタッフに外すように言われ、外したけどやっぱり音がでかい。耳をふさいでいても充分大きな音が聞こえてくるのは正直なところ止めて欲しいと思いました。あのDJ、耳おかしいじゃないの?

 しばらく耳をふさいでいると、本番が始まる様子で、カミカミのアナウンスで中山うりさんがステージに登場。(カミカミアナウンスに会場から笑い声が。外野からツッコミが入って面白かった)

 さて、本番。iTunes Storeで無料配信された“月とラクダの夢を見た”でしっとりとスタート。カーニバルの午後の演奏の途中、トランペットのリードトランペットの間奏部分からホーン隊が入り、一気に賑やかに。このホーン隊とのセッション的な絡み合いが好きなんですよね。

 “サーカスが来た”は間奏部分での各楽器のソロが生えています。もうこの2曲が聴けるだけでもライブを見に行った価値があるというもの。ついで、ケセラから“雨晴れ曇り”が披露され、ホーン隊は撤収。“マドロス横丁”の後、MCが入って中盤のしっとりした“夕焼け空に摩天楼”。さらに、美容師を非常勤でやっている話から“ショートカット”を披露。この歌詞、なかなかコミカルで面白いです。

 かなり昔に作った曲というMCを経て“歌を忘れたあなたへ”。この曲の歌詞、じっくり読むと一言一言響いてきます。この曲からチューバ抜きのホーンが再登場。アゲ役がいないのでちょっとした寂しさを演出するのにもホーンの音色って良いんだなと。“ジャワの夜はふけて”の次にMCを経て、アルバムのリード曲になるんでしょうか“次の駅はパラダイス”。この曲からチューバが復活してホーンセクションに。一気に盛り上がります。

 盛り上がったら、インストチューンの“黒猫白猫”で間を置いて、毎度お馴染みの“生活の柄”を。そうしたら、次の曲でなんと本編最後。ホーン隊が退場し、“夢を売る男”でメンバー紹介。

 アンコールでは、“笑う月”が終わった後、サポートバンドが退場するので、もう終わったかと思ったらホーンが入ってきて、ホーン隊+中山うりさんで“青い夜”を。これでアンコールが終わり、終演。

 そうしたら、何故か舞台上にBrass & Sax Magazineの編集長が。実はこれ、サプライズ企画で、以前、中山うりさんと競演するブラスバンドをホームページで募集していたのですが、その選考が終わり、埼玉のGenesisという名前のマーチングバンドに決まったというのです。

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